コンピュータのきほん

CPUとメモリは、何をしている人なのか

パソコンを選ぶときに、必ず出てくる言葉があります。CPUとメモリです。

「CPUが速いほうがいい」「メモリは多いほうがいい」とは聞くものの、それぞれが何をしているのかは、意外と説明されません。ここでは台所にたとえて見ていきます。

CPUは「料理をする人」です

CPUは、実際に手を動かして計算をする部分です。足し算をするのも、画面に文字を出すのも、もとをたどれば全部CPUの仕事です。

料理人が1人しかいなければ、注文が重なったときに待たされます。CPUが速いというのは、この料理人の手が速いということです。

メモリは「作業台の広さ」です

一方のメモリは、いま使っているものを一時的に広げておく場所です。

作業台が狭いと、材料を出しては片づけ、また出しては片づけ、を繰り返すことになります。料理人がどれだけ速くても、作業台が狭ければ手が止まります。

CPUは料理人、メモリは作業台

「メモリを増やしたら動きが軽くなった」というのは、作業台が広くなって、いちいち片づけなくてよくなった状態です。

どちらを優先するか

用途によって変わります。

やりたいこと 効きやすいほう
文書作成・ネットを見る メモリ(8GBあれば十分なことが多い)
写真や動画の編集 両方。まずメモリ
たくさんのアプリを同時に開く メモリ
計算そのものが重い作業 CPU

多くの人が「動きが遅い」と感じる場面は、料理人の手の速さより、作業台の狭さが原因です。迷ったら、まずメモリを見てください。

まとめ

  • CPUは、実際に計算する人
  • メモリは、作業を広げておく台
  • どちらが足りなくても、全体は遅くなります

次回は、その作業台に広げたものが、電源を切るとどこへ行くのかを見ていきます。